劇あそびの発表《教職概論》

2018/12/11(火)

本校は教員の免許状取得のための必修科目として教職概論を開講しています。(道内唯一の文部科学省指定の幼稚園教諭養成専門学校です)

本授業は教育の基礎的理解に関する科目として位置し、教職の意義や教員の役割・資質能力・職務内容を理解して教職への意欲を高めることを目的としています。

講師は北見北光幼稚園園長の吉田耕一郎先生。北見からお招きしているため集中講義として金曜日に3講を、土曜日に2講をお願いしています。(全15講)

この日は第7講目の子どもの指導の中で、劇あそびの発表を行いました。

学生は事前準備として、予め4つのグループに分かれて進行方法やキャスティング決め、舞台構成、衣装、小道具作りと発表へ向けての準備を次々と進めていきました。演目は白雪姫・ねずみのチョッキ・うらしま太郎・三匹のやぎのがががらどん。歌や踊りを取り入れたり、演技派の構成だったりと短い準備期間の中、アイデアや意見を出し合いながら個性豊かな劇を発表しました。

もちろん大切なのはそこから得る振り返りの授業です。こども達へ展開していく時にどのような点に配慮したら良いのか、4月から教職に就いた自分をイメージしながら授業は進んでいきます。

「三匹のやぎのがらがらどん」繰り返しのセリフが続くこの題材は年少向き。他には何がありますか?

「うらしま太郎」話の内容を理解するのが難しいから、年長向きの作品です。先生は二人主役を立てるなど、過去の事例や失敗談なども話してくださいました。
「白雪姫」迫真の演技に見入ってしまいました。衣装も工夫され素敵でした。ベストは紙袋を使用しています。
「ねずみのチョッキ」歌や踊りを取り入れて楽しそうに演じる学生。このまま園児さんに下ろせそうでした。
皆で発表を見合った後は、演じている自分達の作品も含めてもう一度ビデオ鑑賞しました。この後はグループで振り返りを。演じてみて感じる反省は、全て次へのステップアップへ。