介護実習II事例報告会を開催しました。

2018/11/01(木)

介護環境科2年生は6月から7月にかけて地域の施設で行った実習報告会を開催しました。

2年生は5週間行った実習の中で、介護過程の展開という形で特定の利用者の方との関わりを論文化したものを一冊の報告書としてまとめます。

この日はその論文を一人7分間の限られた時間の中で発表しました。

関わった本人でなければその本当の感動は分からないのかも知れません。しかし参加者は発表者の語りにどんどん引き込まれ、まるで自分自身が体験したような達成感と感動に包まれました。

戸惑いや反省の中からも学びの光を見出そうとするその姿勢に脱帽。

一人ひとりが実習を通し、利用者の方との関わりを通し、仲間との共有を通し大きな成長を確認した報告会でした。

時間内に発表出来る様に何度も練習して本番へ臨みました。
利用者の方が実際に書いた作品も報告集には掲載されていました。
質疑応答の時間には、来年の自分の姿を投影しながら聴いていた1年生から感想や質問などが。
講評をいただいた先生の話を真剣に聞く学生。人は思い出を生きがいにして生きていくのです…思い出を只の情報と捉えない福祉心理学のお話が心に沁みました。