オープンキャンパス「くしろせんもんカフェ」を終えて

2018/09/03(月)

今年度第4回目のオープンキャンパス「くしろせんもんカフェ」を開催しました。

楽しみながら介護や保育の体験をしてもらいたいと企画した今回のオープンキャンパス。

参加者の皆さんは気になるコーナーから順番にじっくりと体験していきました。

特に介護は「介護のしごと魅力アップ推進事業」のダブル企画として、食事介助・移動介助・着脱介助の体験コーナーを設置しました。それぞれのコーナーでは工夫を凝らし、特に食事介助では電子レンジを使って「やわらかい食事」のハヤシライスやカレーライスが人気でした。

保育は沐浴・工作・科学あそびの3体験コーナーを設けて、じっくりと丁寧な体験が出来ました。

バランスに注目しての科学あそび体験では、やじろべえの原理を導入に取り入れて対話式で進み、参加者は紙皿回しにも挑戦していきました。

今回はフリータイム開催でしたが、多くの参加者が終了間際まで残ってくださいました。アンケートでも大変好評の声をいただき、中には学校への応援メッセージも書かれていたりと、大変感動しました。本当にありがとうございました。

お手伝いをしてくれる学生ボランティア。本来であれば休日なのに、いつも本当にありがとう。オープンキャンパスは先輩の優しさにも触れることができます。
「移動介助体験」では、段差を設けていろいろな場面での車いすの介助体験をしました。利用者、介護者の両方の体験をしました。
「着脱介助体験」は左上下肢マヒという設定で、パジャマの着脱体験を行いました。介護の基本「自立をささえること」を念頭に、残された機能をつかい、自力で着替えるという体験をしました。
「工作体験」では昔懐かしい竹とんぼつくりを体験しました。この日は型紙を使い工作用紙とストローで作成しました。完成した竹とんぼを幼い頃を思い出しながら飛ばして遊びました。

今回の「沐浴体験」はエアー沐浴と着替え。弟や妹のお世話をしている生徒さんは慣れた手つきでスルスルとお人形を着替えさせていました。ボランティア学生の見本の動作を見て、「指導員ですか?」と感激する保護者様もいたそうです。

本校は近年地方からの進学者が増加しています。そこで今回は一人暮らし準備コーナーも設置してみました。(外部業者様の一人暮らし準備講座)
オープンキャンパスには欠かせない進学相談コーナーです。本校の特徴は個別にじっくりと丁寧に相談を受けられるところです。10月7日(日)の釧専祭でも進学相談室を設けます。皆さまの来校を心からお待ちしています。