ビオトープの森で学ぼう🍃

2018/06/08(金)

本校の教育理念は自然と人間を愛する教育(無条件の受容)です。

この教育理念には二つの思いが込められています。一つは人としてのその人を自然のまま、ありのまま受容するという思いです。そしてもう一つが、釧路という豊かな環境の中で大自然から多くのことを学んで欲しいという思いです。自立した一人の人間として、力強く生きる力を高めて欲しいと願っています。

今日紹介するのは、その中の「自然と環境」の授業です。担当は長年自然環境の分野の研究を積み重ねてきた本校専任講師の大西英一先生。釧路近郊の身近な自然と環境について大西先生と一緒に学んでいきます。

この日は、学校近郊に生息するビオトープの森への散策の2回目でした。この小さな森には一足先に初夏が訪れていました。前回より緑は濃さを増し、木々は高くそびえ、鳥は喜びの歌をさえずり・・・。

学生たちは、身近な自然から実体験で学び深め、豊かな感性を積み重ねていきます。


学校から徒歩で5分程。商業施設の中に大切に残された大自然です。

森の中を散策する学生たち。

本校環境教育研究センター長の大西先生。著作には「釧路の里山・武佐の森自然観察ガイドブック」

*平成18年度 釧路市文化奨励賞受賞

学校に戻り振り返りシートで、観察記録をまとめます。
ここでも理論と実践を積み重ね、成長していきます。