就職内定おめでとう!
今日紹介する内定者は、札幌市の認定こども園に内定した釧路商業高校出身でこども環境科2年生の原子蓮音さんです。
自分は将来何になりたいのかと迷っていた時、高校時代の担任の先生がインターンシップ授業で幼稚園に行くことを勧めてくれました。もともと子どもが好きだった私は、子どもたちとのふれあいや先生方がいきいきと子どもと接する姿に感動し、『保育士になりたい!』という“未来への新しい扉”が開きました。家も近く、オープンキャンパスで体験した授業が専門的で面白かったので、くしろせんもん学校への進学を決めました。
入学後は地方出身の友人もでき、育った環境や考え方の違い、それぞれ一人ひとりに物語があり、話を聞くのがとても面白かったです。友人の影響もあり、自分自身のコミュニケーション力も上がったと感じています。
多くの専門的授業の中で、特に印象深く心に残っている授業は、「子どもの保健」です。私はあれこれと想像する癖があり、自分が保育者となった時に、子どもの怪我や事故に直面した時にはどう対処したら良いのかと不安を感じていました。授業では、嘔吐や怪我等はもちろん、誤飲やアレルギーといった保育現場で起こりうる緊急事態での応急処置の仕方や方法が学習でき、不安を解消することができました。また、せんもん学校は「器楽演奏法」というピアノレッスンがあり、3名の先生方がマンツーマンで個別指導をしてくれます。ピアノが苦手な私でしたが、幼稚園実習中も学校へ通い課題曲の練習をしました。園児たちの言葉にも励まされて、練習を頑張ることができたと同時に、練習環境が整い、先生方の応援があったから乗り越えられたのだと思います。
4月からは、子どものやる気スイッチを引き出せるような保育を展開していきたいです。
[聞き手:広報 櫻庭 利香子]
2022年度の就職内定シリーズは原子さんで最終回です。ご協力くださった学生の皆さん、ありがとうございました。また、時間の関係でお声かけをできなかった内定者の皆さんにお詫びと、『内定おめでとう!これからは自分を信じて頑張って‼︎』の言葉を贈ります。