学校法人ほっかいどう学院厚生労働大臣・文部科学大臣指定|くしろせんもん学校

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。

今日紹介する内定者は、釧路市の認定こども園に内定した武修館高校出身で、こども環境科2年生の越後友貴さんです。

幼稚園の先生に憧れていた私は、８歳下の従兄弟のお世話をする機会に恵まれることで、保育の道を目指すようになりました。進学先にくしろせんもん学校を選択したのは、介護環境科を卒業した兄の影響で、兄が「良い学校だよ」と勧めてくれたため、安心して受験することができました。※1

入学直後はピアノが弾けない私でしたが、くしろせんもん学校ではピアノレッスンは個別で学べ、初心者は音符の読み方の指導から始めてくれました。その人のレベルに合わせたレッスンなので、安心して練習に取り組むことができました。幼稚園実習では何曲か課題曲があり、子どもたちの前で演奏します。音楽専任講師の川崎先生が楽譜を簡単にアレンジしてくれて、つきっきりで教えてくれたため、徐々に弾けるようになり、今では「おもちゃのチャチャチャ」や「トンボのメガネ」などを両手で弾けるようになりました。

２年生になると、自分が興味を持つ保育分野のテーマをグループに別れて主体的に学ぶ保育基礎演習（ゼミナール）の授業があります。私は言葉や児童文化を中心としながら子どもの遊びを研究していく『森田ゼミ』に所属しています。ゼミではマジックシアターやスケッチブックシアター、パネルシアター等を作成しました。パネルシアターは幼稚園実習のお誕生会で発表する機会をいただき、子どもたちの前で披露しました。当日は台本を作って臨んだのですが、その場の子どもたちの反応に合わせて、急遽クイズ形式にして行ったところ、子どもたちが喜んでくれて、会場には笑顔が溢れました。時には臨機応変な対応も必要なことを学べた貴重な体験として、今も心に残っています。

何かあった時には相談に乗ってくれたり、助けてくれるくしろせんもん学校。４月からは、困っている子がいたら、助けてあげられる先生として頑張りたいです。

［聞き手:広報 櫻庭 利香子］

※1家族特典～二親等以内の親族（父母・兄弟姉妹・祖父母）に本校卒業生や在校生がいる方は、授業料20万円を免除します。

一昨年はコロナ禍で系列幼稚園への見学にはなかなか行けませんでした。次年度からはふれあいの場をもっと設けていきたいです。

ゆき先生頑張って！！