教育心理学:アクティブラーニングで学びを深める!

2018/05/22(火)

こども環境科では保育士取得に関わる科目として、1年生で発達心理学を、2年生で教育心理学を北海道教育大学の福岡真理子教授に教わっています。

今日ニュースで紹介するのは2年生の教育心理学です。

1年次の発達心理学で習得した子どもの発達の理解や保育現場における教育や保育の効果を高めるための集団の中での教育を学んいきます。

今日の授業は全16講の7講目「子どもの学びと援助(教育方法)」。子どもの育ちや学びを知り、その子の個性や特性を理解し、やる気を引き出しながら援助していく方法を学びました。

本授業ではアクティブラーニングを取り入れて共同学習することで、更に学びを深めています。

「より子どもの心に寄り添い、子どものやる気を引き出す保育者になって欲しい」との願いを込めた福岡教授の心理学の授業。

学生は授業の意図を心に留めて成長していきます。


アクティブラーニング:教員が学生に一方的に知識を教授する講義型ではなくて、学生が主体的に問題を発見し、解を見い出していく能動的学習方法の総称。

北海道教育大学の福岡真理子教授。長年の教育現場における数々の事例を元に、一人ひとりの学生を大切に、心理学的知見が持てるように指導してくださる優しい先生です。
子どものタイプ別に対応を考えよう。事例1 「みんなで砂遊びをしているとき」に取り組む学生。自分で考えた意見を付箋に記入していきます。ピンクの付箋にはやる気が上がる、水色にはやる気が下がる、と思われる対処を書きます。
グループに分かれて、付箋を模造紙へ次々と貼っていきます。
ブレインストーミング→似ている意見をまとめる。名前を付ける。交流する。
ワールドカフェ→いろいろなへ出かけて行って討論します。(もとのグループに残る人と、他のグループでの情報を収集する人に分かれます)
元のグループに戻って報告しあい議論し、学びを深める学生。